これまでの取り組み
『図書資料のカビ対策:三康図書館の事例』
平成12年に書庫にカビが発生してから平成13~15年にかけて、東京文化財研究所の方々とカビ対策をした報告書「保存科学」第42号(平成15年3月28日)に掲載されています
書庫内の除湿器
12月、1月~3月以外は24時間稼働しています。 書庫に1台~3台ずつ、計13台設置されています。
|
閲覧室内の除湿機
保存環境を一定に保つため、夏は除湿機・冬には加湿機として使用します。 湿度は50%台になるようにしています。 |
書庫内の図書
図書の上には埃よけとして中性紙を敷いています。 図書の下にはアーカイバルボードを敷き、冬の書架の結露対策をしています。 |
資料の掃除
旧大橋図書館の本は、掃除後にデータ入力作業をしています。 ダンボールの容器に空気清浄機を入れ、埃が周囲に拡散しないように気をつけながら掃除をします。 ダンボールの容器は職員による手作りです。 |
扇風機も稼働
書庫内の温度を一定に保つために、夏になると扇風機を稼働させます。日々温度を気にしながら、台数の調整をしています。多い時には8台稼働することもあります。 |
温湿度を計測
書庫、閲覧室など合計12箇所の床にデータロガー(HOBO)を設置し、温湿度環境を測定しています。 |